成人式の振袖は何を決め手に選ベばいいの?ポイント押さえて後悔しない!
一生に1度の成人式。
大切な儀式だから、そこで身にまとう振袖を選ぶ際は慎重にいきたいところです。
でも、普段身につけることのない着物を選ぶのはちょっと難しそう。
どんなものが自分に似合うのか、どんなものを着たら個性を出すことができるのか。
普段着ている洋服を選ぶようにはいかなさそうですね。
みんなは何を基準に振袖を選んでいるの?
先輩たちに聞いてみました。
デザイン!中でも自分にしっくりくるものを
みなさんが振袖を選ぶ際に重視したのは、やはりデザイン。
色や図柄を重視して決めた方が大多数でした。
「振袖の決め手は柄です」
「ありがちな赤などの華やかな色は好きではなかったので、黒地の琉球びんかたにしました」
「ピンクが好きなので絶対にピンクの振袖と決めていましたが、色合いと柄で決めました」
着物の色や柄で気に入ったものや、もとから着たいと思っていた色をベースに、自分にしっくりくるものをチョイスしたようです。
「値段と、他の人とかぶらないデザインだったので」
「周りとあまりかぶらない柄にしました」
自分の個性を出したい、他と被りたくない、目立ちたい!
そんな気持ちから、他の人と被らないデザインを選んだ方が多かったもよう。
赤い振袖は定番ですが、近年はピンク系や洋柄の振袖を好む若い人が多いため、赤系のカラーや伝統的な図案の振袖は逆に目立つようです。
はっきりと濃い色味のグリーンや黒、赤などの振袖を選べば、パステルカラーの振袖の女子が多い中でしっかり個性を発揮できるかもしれませんね。
レンタル・販売の衣装点数大阪最大級の松葉なら色や図柄もあなたにぴったりの振袖に必ず出会えるはず。
自分に似合うかどうか
「いくつか試着してみて、一番しっくりくる濃いめの赤色で決めました」
「着たい色にこだわらず、お店で見て試着して自分によく似合うものを選びました」
「自分では特に希望はなかったので、親とお店の方に似合いそうなものを選んでもらいました」
やはり、気になるのは自分に似合うかどうか。
ただ好みのデザインというだけでは、ちゃんと着こなせるのか不安ですよね。
好みの色や柄を重視するよりも、身につけたときの雰囲気が自分に合っているかどうかを検討した方は多いようです。
顔のつくり、身長の高低などを考慮して、お母さんやお店の人にアドバイスをしてもらい、振袖を選んだ方も。
髪をカラーリングしている場合なども、着物の色を考慮すると良いかもしれませんね。
あなた自身のかもし出す雰囲気と振袖のデザインが一致すると、最高に美しく輝けますよ。
もともと家にあったものを
お母さんやお姉さんが着た振袖を着た方も多かったようです。
「母が着たものに新しく小物を揃えてもらいました」
「母の持っていた着物を着ました」
みなさん、お下がりだからとマイナスな意見ではなく、小物を揃えたり、譲り受けたものを着られたのが嬉しかった、と満足しておられます。
また、お母さんの振袖が他にはない珍しいデザインで、撮った写真の中でも目立っていて満足した方も。
ご自分の着られた振袖を娘さんが着てくれるということは、お母さんにとってとても嬉しいものです。
着物の良いところは、昔も今もないところ。
古い着物でも、レトロなデザインが逆に新鮮であったりします。
もしもこれからお母さんの着られた振袖を着られる予定の方は、お下がりでも着こなし次第でとてもおしゃれになることを忘れないでくださいね。
半襟や小物を揃えて、あなたらしい着こなしを楽しんでください。
ここはひとつ親孝行を 家族の意見を取り入れて
成人式を楽しみにされているご家族の意見で振袖を選んだ方もいらっしゃいます。
「親が好んでいるデザインを参考に選びました」
「親孝行のつもりで母親が気に入った振袖にきめました」
「祖母に買ってもらったので、祖母の意見を取り入れました」
娘さんやお孫さんがご自分の選んだ振袖を着てくれることは、お母さんやお祖母さまにとって感慨深いことでしょう。
さらりと孝行のため、と言えるところが大人ですね。
お母さんやお祖母さまは、あなたが一番良く似合うものを一生懸命選んでくださると思うので、お任せしてしまうのが間違いないのかもしれません。
好みで選んだはいいけれど…
「当時は満足して着ていたのですが、残っている写真を見ると暗い印象なので今となってはもっと明るい色と柄にすれば良かった」
大人っぽいデザインの渋めの色味のものを選んだところ、あとあと見るとちょっと地味だったかも…という人も。
もしも自分に似合うものがわからなければ、お店の人のアドバイスを参考にすると良いかもしれません。
一概には言えませんが、若い女性が身につける着物は明るい色味のものや、柄が大きく華やかなものが似合います。
成人式はめでたい儀式ですから、着飾るということに重点を置いて振袖を選ぶと良いかもしれませんね。
いかがでしたか?
普段着ることの少ない着物は、選ぶのが大変そうですが、あなたが何にポイントを置くかで選ぶ基準が定まってくると思います。
でも、やっぱり自分に似合っていることが一番大事ですよね。
数ある振袖の中から、あなたにぴったりの素敵な一枚が見つかることをお祈りしています。
美しい着物で着飾り、一生に1度の晴れやかな舞台に臨んでくださいね。