振袖の下着はどうすれば良いの？下着の選び方ガイド

成人式で振袖を着る女性は多いことでしょう。そこで気になるのは、下着ではないでしょうか。振袖を着る際の下着の選び方は、おしゃれを楽しむ上で欠かせない要素の一つです。そこで今回は、和装ならではの美しさを引き立てる最適なインナー選びについてご紹介します。

振袖・和装用下着の種類とその目的

日本の伝統的な衣装である着物には、和装用の下着が存在します。これらは、振袖をはじめとした着物姿の美しさを最大限に引き出すための工夫がなされています。

着物を美しく着こなすためには和装用の下着を着用することが大切です。そのためのアイテムを見ていきましょう。

和装ブラジャーは、着物を着る際の特有のニーズに応える下着として開発されたもの。バストをしっかりとフラットに整え、滑らかなラインを生み出します。これにより、着物の衿元の崩れを防ぎ、全体的なシルエットを美しく保ちます。

着物を着る際には、ヒップラインが響かないショーツを選ぶことが重要です。浅ばきのショーツや和装ショーツ、和装ガードルなど、着物用のショーツ類を選ぶと良いでしょう。

肩からしっかりと固定し、体のラインをスムーズにするためのキャミソールも着物の下着として活用されます。和装用のキャミソールや、和装用のブラキャミソールなどもありますので、自身に適したものを選ぶとよいでしょう。

前述したように振袖などの着物には、和装のための下着がマストです。では逆に、NGとなる下着はどのようなものなのでしょうか。

以下のような下着、つまり普段身につけている下着類が振袖などの着物にはNG。着物を着る前提で作られているものではないため、日常生活においては着用感が良く身体の負担にならなくても、着物となると少し異なってきます。

✓ブラジャー：ワイヤーが入ったものは、帯や着物と干渉し、体に負担をかける恐れがあります

✓スポーツブラ：デザインによっては衣紋から見えることや、肩こりの原因になる可能性があります

✓通常のショーツ：下着のラインが振袖・着物に響いたり、トイレで不便な思いをする可能性があります

振袖をより美しく着こなすためには、適切な下着選びが肝要です。和装ブラジャーやラインが響きにくいショーツを活用することで、振袖特有の美しさを最大限に引き出し、快適に過ごすことができますよ。

用意した和装インナーで振袖スタイルを一層引き立てて、成人式に振袖を美しく着こなしましょう。