【お嬢様もママも必見！】振袖を最高に美しく着こなす秘訣：着付けと小物選びのポイント

こんにちは！本きもの松葉です。

成人式や卒業式、ご友人の結婚式…人生の大切な節目を彩る振袖は、お嬢様にとって一生に一度の特別な衣装ですよね。そして、その晴れ姿を見守るお母様にとっても、感慨深い瞬間かと思います。

「せっかくの振袖だから、最高に美しく着こなしてほしい！」「着崩れせずに、一日中笑顔で過ごしてほしい！」

そんな願いを叶えるために、今回は振袖をより素敵に見せる「着付けのポイント」と「小物選びのコツ」を、お嬢様にもお母様にも分かりやすくご紹介します。

振袖は、ちょっとしたコツで着姿がぐっと美しくなります。お嬢様は「こんな風に着たいな」とイメージを膨らませて、お母様は「ここを見てあげよう」という視点でご覧くださいね。

着物姿の美しさは、首の後ろの「うなじ」で決まると言っても過言ではありません。振袖の衿元は、首の後ろにこぶし一つ分くらいの空間（「衣紋（えもん）の抜き」と言います）を作ると、女性らしいしなやかさと上品さが際立ちます。

【お嬢様へ】 鏡で後ろ姿をチェックしてみてね！抜きすぎるとだらしなく見えちゃうから、プロの着付け師さんに相談するのが一番安心だよ。

【お母様へ】 お嬢様の首の長さや体型に合わせて、自然な抜け感が出ているか見てあげてくださいね。

帯の下から少しだけ見える「おはしょり」は、着姿全体を左右する大切な部分です。ここがもたついていると、せっかくの振袖も台無しに…。帯の下でシワなく、まっすぐに整っていると、スラリとスタイル良く見えます。

【お嬢様へ】 おはしょりが綺麗だと、後ろ姿も横から見ても美人度アップ！

【お母様へ】 着付けの際に、おはしょりが綺麗に整っているか、確認してあげると良いでしょう。

振袖の帯結びは、後ろ姿を彩る大きな見どころです。成人式では、蝶々結びや文庫結びなど、様々な華やかな結び方が流行します。どの結び方も、帯の柄を活かしつつ、ふっくらと「立体感」を出すことがポイント。後ろ姿まで美しく、写真映えもばっちりです！

【お嬢様へ】 どんな帯結びにするか、事前にカタログやSNSでチェックしておくとイメージが湧きやすいよ！

【お母様へ】 帯の結び方一つで、お嬢様の個性が光ります。着物屋さんと相談して、お嬢様にぴったりの結び方を見つけてあげてください。

振袖本体の色柄はもちろん大切ですが、帯や小物によって、振袖の印象はガラリと変わります。お嬢様の個性を引き出すために、小物選びにもぜひこだわってみましょう。

帯揚げと帯締めは、振袖姿の「アクセントカラー」となる重要なアイテムです。

帯揚げ： 帯の上からちらりと見える帯揚げは、振袖の色と合わせると上品に、あえて反対色を選ぶと個性的に見えます。レースや絞りの入ったものなど、素材感で遊ぶのも楽しいですよ。
帯締め： 帯の中央を飾る帯締めは、デザインが豊富です。古典柄の振袖には伝統的な組紐、モダンな振袖にはパールやビーズがあしらわれたものなど、振袖の雰囲気に合わせて選びましょう。飾り結びでさらに華やかさをプラスすることもできます。

【お嬢様へ】 帯揚げと帯締めは、顔の近くに来るから、顔色が明るく見える色を選ぶのもポイントだよ！

【お母様へ】 振袖の色柄と小物のバランスが取れているか、全体を見てアドバイスしてあげてください。