20歳になる前に知っておこう!お金の上手な貯め方、使い方
新成人おめでとうございます!
突然ですが、あなたは日ごろの出費の管理をどうしていますか?若い皆さんは、お金の使い方にそれほど頓着しない人がほとんどではないでしょうか。
学生まではそれでも良いですが、大人になったら必要なこと、それはズバリ!「貯金」。
生活するだけで精一杯で全く貯金がない場合、結婚や子育てなどの人生の一大イベントを行うことができません。加えて、老後も安泰にはなりません。
今回は、上手にお金を使い、貯金を増やすために意識してほしいことをご紹介していきたいと思います。
自分の持っている金額、生活などにかかる金額、将来必要になる金額を把握する
お金を使うのが上手な人は、総じて自分の懐具合を把握しています。
今自分はどのくらいのお金を稼いでいるのか、生活にはどのくらいのお金を使っているのか、将来どのくらいのお金が必要なのか、こういったことを把握していないと収入に不釣り合いな買い物をしてしまうことがあります。
まずは、自分にどのくらいの収入があるのかを確認するようにしましょう。学生の人ならば、アルバイトなどの収入を意識するようにしてみると良いでしょう。
そして、これまでの貯金がある場合にはその貯金額も確認してみましょう。
何となくお金を手に入れ、貯金もいくらかはある・・・といったぼんやりとした把握ではお金は溜まりにくいものです。
日々の行動を見返して、必要ないものは削る努力を
たとえば、実家で暮らしているとしても、何らかの出費はあるはずです。
1人暮らしをすると、さらに出費はかさみます。
まずは1ヵ月間、自分が何にお金を使っているかを書き出してみましょう。面倒であれば、レシートをノートなどにペタペタ貼っておくだけでも良いでしょう。1ヵ月経ったら、どんなものにお金をかけているのかチェックしてみてください。
小さな出費も、重ねると相当の額に
学生であれば、毎日自動販売機で飲み物を買う・・・これだけでも1ヵ月経てば数千円の出費になります。
社会人になると、毎日の昼食代、タバコやお酒の嗜好品など、細かい出費は増えます。
こうしたもので削れるものは削ってみましょう。
飲み物は、お茶を家から持参するなどちょっとしたことで出費は大分変わってきます。
小腹が空いた時のためのお菓子も、コンビニエンスストアで買うよりもスーパーマーケットなどで買った方が安く済みます。
欲しいと思って買ったものもチェック
欲しいと思い購入したものを、実際に使っているかどうか確認してみましょう。衝動的に買ったけれど、全く手をつけていないものなどありませんか?
こうしたものは、その場の衝動で買わずに、まずはひと晩考えてみるようにしましょう。すると、買いたいという気持ちが薄れてしまうこともあります。
買いたいのを我慢するのではなく、本当に必要かどうかを考えることが大切です。
気前が良いのも考えもの
友人と一緒に飲みに行ったり、後輩とちょっと買い物をする時に、つい気前良くお代を持ってしまう人がいます。
確かに、気前の良い人は好かれますし、みんなに喜んでもらうのが嬉しいというのもわかりますが、気前が良すぎる人は要注意。
人におごることは誰かのためにはなっても、自分のためにはなりません。こうした出費は確実に貯金を妨げます。ケチなのが良いとは言いませんが、ほどほどにしましょう。
ケチが損を招くことも多い
反対に、何でもかんでも節約しようとするのも考えものです。
例えば、生活に必要な冷蔵庫。お金を節約しようとして、安くてどこのメーカーかわからないものを購入したとします。ところが、買ってみたら電気代がすごくかかってしまい、おまけに小さすぎてあまりものを入れておけないなどの問題が出てきたらどうしますか?電気代がかかる上に、使い物にならず、買い替えることになるかもしれません。あるいは、すぐに壊れてしまうかもしれません。
生活必需品は、長く使うものがほとんどです。こういったものはまず機能を確認し、必要な機能がそろっているか、電力はどのくらい消費するのか、といった面を考慮することが大事です。
安いものには安い理由があることを覚えておきましょう。
人任せにするとお金がかかる
アパレルショップに入り、店員さんに勧められて買うつもりのないものまで買ってしまった経験はありませんか?
店のスタッフはものを売るために店頭にいます。電化製品などもそうですが、店の人の言うがままにものを買えば、それは店おすすめのものや高いものであることが多いのです。
部屋を借りるとき、保険や金融商品を購入するとき、スマートフォンなどの料金体系を選ぶとき、人に頼ると高くつくことを覚えておきましょう。
これらのものは自分で調べて理解し、適切と思えるものを選択することが大切です。
一番は毎月一定額を貯金に回すこと
自分の生活に必要な支出を把握したら、それにさわりのない金額を一番はじめに貯金に回すことをおすすめします。
毎月決まった額を貯金してしまえば、残りを使い切ってしまっても貯金分は確実に残すことができます。
特に、細かい管理に自信のない人は、まずは何が何でも貯金する額を決めてしまいましょう。
お金はあるだけ使ってしまってはいざという時に困ります。社会人になると特に、突然お金が必要になることが多いものです。
また、将来の自分がどうありたいかによっても、必要な金額は変わってきます。
自分の家を持ちたい、起業したい、子どもを大学に行かせたい・・・
こういったことはまだまだ先のように思われますが、その時のためにお金を上手に使えるようになっておいて損はありません。
お金の使い方について、是非考えてみてくださいね。