意外と知らない日本・韓国・中国の「成人式」事情 - 大阪の振袖なら本きもの松葉

意外と知らない日本・韓国・中国の「成人式」事情

もうだんだんと春が近づいてきましたね。2016年度の成人式も、なんだか過去のように思えてしまいます。

毎年ですが、1月ということもあり、成人式の日は雪が降ったり強い風雨で荒れたりして、寒い思いをするところが多いです。今年も例外でなく、ところどころ良いお天気に見舞われない地方もあったようです。

そもそも日本の「成人の日」の成り立ちとは

ところで日本の「成人の日」がどのように制定されたのか、ご存知ですか?

1948年に「国民の祝日に関する法律(祝日法)」が制定・施行され、その中で「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ものとして、1月15日が成人の日として定められました。なぜ1月15日なのかというと、この日が小正月であり、昔は「元服」といって、男性が成人したことを機に行われる儀式が行われていた日だからと言われています。この「成人の日」が定められたのち、様々な土地で成人式がとり行われるようになり、現在に至ります。

ちなみに、2000年以降ハッピーマンデー制度が実施されたことにより、国民の祝日の一部が決まった週の月曜日に移動させられ、成人の日も現在の1月の第2月曜日となったというわけです。

以上が日本の成人式の成り立ちです。ご存じでしたか?特に成り立ちは知らないけど、とりあえず20歳になった事を祝うものと世間でされているから、当たり前のように自分もするつもりだったという方が多いのではないでしょうか。

では、日本の近隣諸国の皆さんはどのように成人を迎えているのでしょうか。

日本のお隣の国々の成人式はどうなっている?

出典:http://japanese.joins.com/

・ 韓国
韓国で成人の日に当たるのは、5月の第3月曜日「成年の日(ソンニョネナル)」。こちらは1973年に制定され、満19歳となった成人を祝う日となっています。ただ、日本のようにその日が祝日となることはなく、また、式典を行うこともほぼないそうです

今より1000年以上前の高麗の時代には「成年礼(ソンニョルレ)」という儀式が存在しており、現在でもごく少数の地域ではこの伝統的な儀式が行なわれています。

では、現在はどのようにして「成年の日」を過ごしているのかというと、仲の良い友人や恋人などの親しい仲間で過ごすことが一般的なようです。友達と旅行に行ったりすることで思い出を作るんだとか。カップルの場合は男性から女性へ、大人になったことを機に花やペアリングなどのプレゼントを渡すのも一般的なようです。なんだかバレンタインのようにロマンチックな日でもある、韓国の成年の日です。

出典:http://japanese.china.org.cn/

・ 中国
日本がかつて行っていた「元服」の儀。日本と中国の歴史を考えてみればわかりますが、この文化も古代中国から日本が輸入したものです。

では、現在の中国でも日本のように式典を行っているのかというと、現在は中国では成人式はほぼ行われていません。なぜかというと、中国の長い歴史の中で、ある時当事者であった満族が「冠礼(当時の成人式的儀礼)」を禁止して行わなくなったのだとか。

それから成人を祝う式典などを行ってきていない中国ですが、現在成人年齢が18歳ということもあり、新成人はちょうど受験勉強で大忙しです。受験勉強の最中に成人式に参加する余裕のある人は少ないでしょうから、自ら進んで成人式をしたいという人も多くないのかもしれません。ただ、最近では上海が始めとなって1月1日に市を規模として成人式を開催するようになったそうです。今後この成人式が中国で定着していくのか気になるところですね。

まとめ

今回は日本・韓国・中国の「成人式」についてお話ししてきました。

お隣の国とはいえ、自ら気にしてみないと知らないことばかりですね。文化は似ているところも沢山ありますが、違うところも沢山あって、調べてみると面白いことが多いです。

皆さんも是非、他の国の成人式について調べてみてくださいね。

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